先日書いた新婚生活の便利グッズ37選に引き続き、今度は結婚式を進めるにあたってのトピックを。
背景は、前回同様ググると式場の話やツールの話など、バラバラでは情報はあるが、一気通貫の情報がなくて私は困ったので、まとめてみました。
・ちょうど今から結婚式準備するが共働きで不安
・すでに着手してるが、なんだかモヤモヤしてる
・もっと自分たち主体で進めたい
などの方は、夫婦喧嘩せずにいい感じに進められるための参考に!
では早速、時系列で便利トピックを記載します。
くっそ長いので、興味あるところだけ見るといいかもです。
1.夫婦で結婚式にまつわる本を課題図書として読む
結婚式効率化
— 酒本 健太郎🐟育休中@明石 (@kentaro_sakamo) June 9, 2019
嫁さんとの認識すり合わせのために初期で共通の本やブログを読む
ゼクシィ偏重の知識から脱却のイメージ
読んだのは下記2冊
結婚情報誌では絶対書けないこといろいろhttps://t.co/zdstCJxCLP
100万円で理想の結婚式を挙げる法 https://t.co/gp4nDedUGh#結婚式効率化
これをしてよかったのは下記3つ
1.ゼクシー依存の脱却
ゼクシーのみからの情報で、ブライダル業界に飲み込まれるところが冷静になります。
2.親からのお祝い金を結婚式で使い切らないように
本にも書いてる通り、結婚式に全てをつぎ込むのではなく、生活に必要な家電や新婚旅行にも予算をとっておくような考え方に二人とも自然と切り替わりました。
その流れで、以前ブログに書いた、家電投資も一気に進みました。
3.節約の大部分を占める嫁さんのドレスを間接的に本が伝えてくれる
基本的には会場と新婦のドレスの節約が一番費用対効果が高いのですが、それを旦那から言うのもなかなか難しいところ。特にドレス。
そのあたりも、本や記事など第三者の人が伝えてくれるので、新郎VS新婦みたいなディスカッションにならなくて助かりました。
2.無料相談所を活用、式場迷子にならないように
結婚式効率化
— 酒本 健太郎🐟育休中@明石 (@kentaro_sakamo) June 9, 2019
式場選びは、エージェントを使いました
ハナユメも行ったが、俄然良かったのはgensen wedding
コンセプトとこだわり伝えて、式場ピックアップしてくれる
特に今回はマグロ入刀NGの式場が多かったので助かりましたhttps://t.co/hmqSO6OeIc#結婚式効率化
現場感掴むために、式場は直接問い合わせで1会場だけ見学。
それ以外は、無料相談所を活用しました。
無料相談所で色々質問されることでお互いのこだわりやポイントも見えてきました。
僕らの今回の式場選びでの一番のポイントは、
ケーキカットならぬ、マグロカット
でした。
マグロは持ち込みでかつナマモノなので、嫌がる式場がほとんど。
相談所によって対応が全然違いましたが、がぜん顧客視点での提案だったのはgensenweddingの神田さん。
その場でざーっとマグロ可能な式場でかつ求めている条件の会場をピックアップ。
打ち合わせの中で見学予約も一気に。
これで、スケジュールが埋まったのは大きかったです。
この時に今回僕らが式を挙げた横浜のTHE BEACHもオススメされました。
HP上だとキラキラ過ぎて、二人ともピンと来ませんでしたが、神田さんの
「こんな感じでオリジナルロゴも作ってくれますよ~」
って手書きで書いてもらったものにビビビ!
結果的にその時に書いてもらったロゴっぽいものを作ってました。
フラットな視点で提案してもらうって大事ですね。
言うならば家電を買う時に、メーカー直営店にいかずに、ヨドバシなどの家電量販店のスタッフに相談するようなもの。
無料相談所のgensen weddingおすすめです。
たしか紹介キャンペーンもあったような気がするので(今問い合わせ中)、利用する時は「酒本健太郎」から紹介されましたと言ってみたらいいことあるかも!(なかったらすんません)
3.式場は相見積をしっかりと
結婚式効率化
— 酒本 健太郎🐟育休中@明石 (@kentaro_sakamo) June 11, 2019
見積もりは独自フォーマットをスプレッドシートで作成し、式場比較
式場毎に違う見積もり項目は合わせる
紙で渡してくる式場はデータでもらう
作るの大変やけど、金額交渉もフォーマット同じだとしやすい
これ嫁さんがしてくれた😊
結局私たちは7会場くらい見ました笑#結婚式効率化 pic.twitter.com/PCPDtIOJBI
さて、結局私達は7つの式場を回りました。
式場回りは楽しいのですが、大変なこともたくさん。。。
特に下記3つのあるあると解決策をご紹介。
1.お金の話しが最後でかつ、時間が短い
一番大事な見積もりは最後にちょこっと話すだけが多かったです。
しかも、見積もりがお決まりの「本日契約者限定の割引版」や「複数パータン」など、見積もりだらけに。
しかも割引交渉すると都度、プランナーが離席して上司に話しに行くので、実質の交渉時間はあまりない。
なので私達は
「見積もりの話をしっかりしたいので、最後30分以上は確保して下さい。
次の会場見学が◯◯時にあるので、延長できません。」
と一番最初にプランナーに伝えるようにしてました。
2.見積もり項目が式場によってバラバラで比べられない
ブライダル独自の表現「シーズン特典」「紹介特典」「プレゼント」など色々な割引があり、また同じ内容でも項目が違ったりと比較するのが大変。
私達がやったのは見積もりの度に
「紙ではなくデータでもらえますか?」
「PDFではなくエクセルかスプレットシートでもらえますか?」
という質問。
これを毎回して、エクセルでもらえた会場の見積もりをテンプレート化。
これで他会場との比較もある程度しやすくなります。
このエクセルは最後の値引き交渉でも使えます。
「おたくにしたいが、もう一つの候補の式場の金額がこれぐらい。もう少し値引きできないか。上司に相談してほしい。」
という会話ができます。
3.おめでとうございますが多すぎて、お互いかしこまる
これは夫婦のタイプによりますが、毎回プランナーの方に
「この度はおめでとうございます。」
という流れから、お世辞ラッシュで、腹を割った話ができなかったのが、私達は結構辛かったです。
そのため、相談所のgensen weddingの方に「お世辞抜きのサバサバ系を担当につけてほしい。」と予め伝えるようにしました。
4.式場とのやりとりで添付ファイルは禁止に
結婚式効率化
— 酒本 健太郎🐟育休中@明石 (@kentaro_sakamo) June 9, 2019
式場とのやりとりでメールの添付を禁止しただけでもかなり楽になった😊
ファイルは全てGoogleドライブに
フォルダもこっちで綺麗に作る
ファイル乱立しないようバージョン管理の仕方も伝える
これだけでファイルの迷子がなくなった!#結婚式効率化
これは式場によりますが、もし式場のプランナーとのやりとりがメールだった場合は、添付メールで死にます。
なので私達は早い段階で
「これからは添付メールは禁止で、こちらのGoogleDriveにアップしてください。」
と運用変更をお願いしました。
フォルダ構成も自分たちの管理しやすいように、上記にしました。ご参考に。
あつたさんみたいにslackでもめっちゃ便利そう。
結婚式の打ち合わせを効率化したいので、
— あつたゆか | ふたり会議 (@yuka_atsuta) November 25, 2018
プランナーさんとのやりとりはslack、出向く必要がない打ち合わせはweb会議でやりましょうってことに🙆♀️
結婚式自体もそうだけど、結婚式準備やブライダル業界の働き方もちょっとずつ変わっていくといいな #結婚式に自由を
5.Googleフォームを活用しまくり
結婚式効率化
— 酒本 健太郎🐟育休中@明石 (@kentaro_sakamo) June 9, 2019
今回招待状の返事は、QRコードを載せて、Googleフォームで返信してもらうようにしました
もちろんすでに把握してる住所情報は不要にhttps://t.co/CiTHagx3ak#結婚式効率化
今回Googleフォームはかなり活用しました。
利用したのは下記3つ。
1.招待者の住所確認用
実際使ったフォームです。
もちろん入力されたデータはスプレットシートに格納されます。
連携の仕方は「googleフォーム スプレットシート 連携」の検索とかで出ます。
これでLINEで聞いて、それをコピペみたいな無駄な作業やミスがなくなります。
2.結婚式出欠確認用GoogleフォームとQRコード
私達はアナログ×デジタル作戦だったので、紙の招待状で、返信をGoogleフォームで回答してもらうことにしました。
QRコードは下記サイトで作りました。
「オリジナルQR 作成」とか検索すると出てきます。
googleフォームはもちろん住所は一度入力しているので、不要にしてます。
あの「LINEで住所伝えたのに、招待状でなぜもう一度住所を書かせるのだ。」という問題も解決。
3.二次会出欠用
二次会はシンプルな感じです。
6.LINE公式アカウントの活用で、参加者への一斉配信やbotで遊び
結婚式効率化
— 酒本 健太郎🐟育休中@明石 (@kentaro_sakamo) June 11, 2019
ライン@の導入
メリット
・参加者への一斉連絡
・ボットでFAQ対応
・ボットで遊ぶ
服装のイメージ案内や式直前に天気や住所の案内
ボットでもいつでも聞けるように、
あとボットで「釣り」「酒本家」とか遊びワード作りました
#結婚式効率化 pic.twitter.com/91AG8iBrCM
結婚式でのLINE公式アカウントの活用は本当におすすめです。
Twitterにも書いてますがメリットは3つ
1.参加者への一斉配信がめちゃくちゃ楽に
例えば、服装の案内もこんな感じで一斉配信ができます。
あとは当日や前日も一斉配信ができるので、天気状況を送ったり、あとは当日の写真を集約するためのURLなどを送ったりしました。
2.よくある質問はLINE@で対応
これも地味に便利でした。例えばこんな感じ
意外にめんどくさいのが
「あれ?明日のあいつの結婚式ってどこでやるんだっけ?招待状どっかいちゃった。どうしよ。」
みたいなよく起こりがちなやつ。
LINE使うと、画像のように
「住所」
とメッセージすると、自動で住所が返信できるよう設定できます。
設定も超簡単でした。こんな感じです。
3.ボットで遊ぶ
2とほとんど同じですが、実務的なキーワードではなく、しょうもうない遊びキーワードもいっぱい入れると参加者が遊んでくれます。
例えば私は釣りが好きなので
「釣り」
と入れると
こんな感じで無駄に新郎新婦の魚写真とおすすめのサイトを提案するようにしたり。
結局私は22パターンも作りました笑。
LINE@公式アカウントはほんとうにおすすめです。
7.ドレスはユーズドで3万でゲット!
結婚式効率化
— 酒本 健太郎🐟育休中@明石 (@kentaro_sakamo) June 9, 2019
ドレスは一着はユーズドを購入
池袋のパルコでなんと3万でゲット#結婚式効率化 pic.twitter.com/oVglWLvg37
ドレスは嫁さんと相談して
「提携先は最後。まずはユーズドから見てみよう。」
ということでたまたまやっていた下記のドレスセールに参加。
運良くいい感じのドレスをなんと3万でゲット。
3万円に見えない。。。これメルカリで売れたらほぼタダ。。。
2着目は、提携先のドレスをチョイス。
そこも色々あって3割引が交渉して7割引になりました。。
これ7割引って安すぎる!てか7割引になるんかいっていう。
諦めずに交渉しましょう!
8.動画は「コンセプト」をまず定義
結婚式効率化
— 酒本 健太郎🐟育休中@明石 (@kentaro_sakamo) June 9, 2019
サイボウズメソッドのコンセプトを導入
式場全体はもちろん、各動画やコンテンツを決める時は「誰に」「何を」を二人で擦り合わせてから作業に着手
「これ親向け動画やからこの写真は切っちゃうか」とかの会話がスムーズに#結婚式効率化
これは夫婦で話し合うときに、議論が平行線になることもあるかと思います。
そんなときは結婚式全体はもちろん、それぞれのコンテンツ毎にコンセプトを一緒に決めておくと、会話がスムーズになります。
特に動画は作り出すとハマりがちで、あれもこれも写真やメッセージを入れたくなりがち。
コンセプトの作り方は「誰に」「何を」を定義。
例えば、生い立ちムービーのコンセプトは
誰に:家族に
何を:「大きくなったなぁ。時が経つのは早いなぁ。あの頃は可愛かったなぁ。」と思ってもらう
のように決めて、どんな動画や写真にするか議論するイメージです。
意見が平行線のときは、このコンセプトに戻る、そんなイメージです。
9.動画は工数かかるので外にお願い
結婚式効率化
— 酒本 健太郎🐟育休中@明石 (@kentaro_sakamo) June 10, 2019
オープニングムービーは笑ウェディングさんにお願い。
コテコテな感じですが、何がいいってゲスト側をイジってくれる構成なところ。
費用対効果よかったですhttps://t.co/yi2yD8BYVj#結婚式効率化
結婚式を挙げた友達に一番大変だったのはって聞くとだいたい返ってきたのが
「動画はマジヤバイ。当日までやってたわ。」
という人が結構多かったです。
なので私達は、なるべく動画は自分たちで作らないということで、オープニング動画は外にお願いしました。
関西ノリの二人なので、結果お願いしたのは「笑ウエディング」さん。
やっぱりめちゃ楽でした。写真とメッセージ送って終わり。
ちなみに笑ウエディングの選定理由は、参加者をいじってくれる構成になってるというところ。
10.自分で作るならfilmoraがおすすめ
結婚式効率化
— 酒本 健太郎🐟育休中@明石 (@kentaro_sakamo) June 10, 2019
ムービー作成はfilmoraというツールを
ムービーメーカーは終了、imovieだとちょっとシンプル過ぎ、Adobeだとむず過ぎ(買ったけど心折れました。。。)
filmoraがおしゃれさと簡単さがちょうどよかったですhttps://t.co/LPsG1VUpxH#結婚式効率化
とはいえ、業者さんにお願いだと納得いかないこともあるはず。
私達も結局、プロフィールムービーや生い立ちムービーは、禁断の自作にしました。
「ムービーメーカーあるし、大丈夫かな。」
と思ったら、まさかのムービーメーカーは終わってました。
そして、私達は、嫁はimovie、私はAdobe Premiere Elements というプロ仕様で作成することに。
imovieだとシンプル過ぎ、Adobe Premiere Elementsは複雑すぎて意味不明、と途方にくれてました。
そんなときに出てきたのがfilmoraというソフト。
これ、ほんとムービーメーカーぐらいの簡単さで、結構おしゃれに作れました。
作った動画共有したかったのですが、嫁NGが出たので諦めます。
11.動画自作なら徹底的に真似る!
動画もすぐに着手すると迷子になるので、まずはyoutube上にある動画を見まくりました。
そしてこれぞというものを、ほぼ同じ構成とBGMにして、作成したところ、かけた時間の割に結構いいものができるのでおすすめです。
私が真似したのはこの方の動画。
12.式場の打ち合わせは、zoomでも
結婚式効率化
— 酒本 健太郎🐟育休中@明石 (@kentaro_sakamo) June 10, 2019
打ち合わせに物理的に参加できない時はzoomでweb会議
一度だけですが私がインド出張で司会者打ち合わせ参加できない時、zoomでインドから参加
全然問題なく擦り合わせできました
二人で参加した方が意思決定早かったり認識ズレ出ないので、オススメです#結婚式効率化
式場打ち合わせは、100%二人で参加しました。
一度、飛行機の関係で出れない日があったのですが、zoomという無料のweb会議ツールを使って、インドから参加したことがあります笑
正直、全然問題なく進められました。
遠距離恋愛の夫婦などはおすすめです!
13.式場とのイメージすり合わせ、ピンタレストを活用
結婚式効率化
— 酒本 健太郎🐟育休中@明石 (@kentaro_sakamo) June 10, 2019
式場とのクリエイティブのイメージ擦り合わせは、Pinterestを多用
オリジナルロゴや装飾など、プランナーの先にクリエイターがいそうなものは特に😊#結婚式効率化 pic.twitter.com/1EbNVuwjSV
結婚式進めるに当たって、色々なイメージのすり合わせをするケースがあると思います。
そんなときは口頭だと絶対に危険なので、ピンタレストでその場で検索することをおすすめします。
プランナーの後ろにデザイナー系がいるので、伝言ゲームを防ぎましょう。
14.慣習は思い切って変更してもいいかも
私達は日本の慣習っぽいものはどんどん廃止していく方針にしました。
例えば下記です。
・ケーキカット
・返信用はがき
・二次会の幹事は友達にお願いしない
・芳名帳なし
・服装は自由に
ご参考に
15.Googleフォト活用
当日の写真は、友達経由で大量にLINEなど様々な形でくることが想定されるので、googleフォトに統一しました。
結果的にカメラマンなしの友達経由の写真だけで650枚も集まりました!
ざっと思いついた結婚式効率化のトピックは以上です。
番外編で、本当はやりたかったけどできなかったこと、終わったあとにやりたかったこともまとめてみました。
できなかったこと①式場やりとりtodo管理+コミュニュケーション
GoogleDriveは導入できましたが、todo管理やコミュニケーションはシステム化できませんでした。。。
時間が戻るなら、ポジショントークで言うと、kintone提案しておけば確実に効率化できました。
とにかく、タスクに対してのコミュニケーションが同時並行で大量に発生するので、メールだと死亡します。
できなかったこと②ご祝儀ピン札じゃなくてもよい
時間が戻るなら、ご祝儀はピン札じゃなくて大丈夫ですという一斉案内をLINE@で。
あの無駄に銀行に行く時間、ピン札用意できなかった時の申し訳ない気持ち、全てが日本の生産性を下げる要因になってます。。。
なくしたかった。。。
できなかったこと③ご祝儀の住所書くのなくす
これも終わったあとに気づいた盲点。
ご祝儀袋にも、住所書く欄が。。。みんな書いてくれてました。。
80人の住所をアナログで書く時間を奪ってしまいました。
できなかったこと④ご祝儀の電子化
もはや、次やるならご祝儀の電子化。
クレカ決済かLINEペイやPaypayでの送金が両者一番ハッピーだったかも。
以上です。これから結婚式する人はご参考になれば幸いです!
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