JR須磨駅の目の前に広がる須磨海岸を、妻や子どもたちと散歩してきました。駅から海沿いの遊歩道を歩いて、須磨海浜公園・神戸須磨シーワールドの近くまで。何度か歩いていますが、ここ数年で須磨海岸はすっかりきれいになりました。
この記事はこんな人向けです。
- 子連れで気軽に行ける海を探している
- ベビーカーで歩きやすい散歩コースを知りたい
- 「須磨海岸って、昔はちょっと…」というイメージがある
先に結論だけ言うと、須磨海岸は昔より清潔で落ち着いた雰囲気になり、広い遊歩道はベビーカーでも歩きやすい。授乳室や遊具のある海浜公園まで、子連れで楽しめる散歩コースでした。

須磨海岸ってどんなところ?
須磨海岸は、JR・山陽電車の須磨駅の目の前に広がる砂浜です。神戸市によると、砂浜の長さは約1,800メートル。夏は海水浴場としてにぎわいます。

砂浜沿いには、赤いレンガ敷きの遊歩道がずっと続いています。西を向けば鉢伏山(はちぶせやま)と明石海峡大橋、東に歩けば須磨海浜公園。景色を眺めながら、のんびり歩けます。
昔よりずっときれいになった
海岸の再整備と、ルールづくり
須磨海岸は、2015年から再整備が進められ、2017年に遊歩道や夜間照明などが整いました。さらに神戸市は「須磨海岸を守り育てる条例」で、ルールを決めています。
- 入れ墨や乱暴な言動などで、ほかの人を不安にさせる行為は禁止
- 決められた場所以外での喫煙は禁止(違反すると過料)
- 大音量で音楽を流すことも禁止
2018年には、飲酒や酒類の持ち込みを禁止する家族向けのエリアもできました。今は「スマイルビーチエリア」として、須磨駅前が子ども連れにおすすめのエリアになっています。また2019年には、安全で環境にやさしいビーチに贈られる国際認証「ブルーフラッグ」を関西で初めて取得しています。
水が透き通っている

実際に歩いてみると、昔より清潔で、落ち着いた雰囲気になったと感じます。波打ち際をのぞくと、水が透き通っていて砂まで見えました。

須磨駅から海浜公園まで散歩
子どもは砂浜で遊べる

遊歩道から砂浜に下りれば、子どもは波打ち際で遊べます。沖にはウィンドサーフィンやヨットが浮かんでいて、空と海が広くて気持ちいい。
遊歩道が広くて、ベビーカーでも歩きやすい

遊歩道は広くて平らなので、ベビーカーでも歩きやすいです。途中の橋には、魚の柄と「SUMA」の文字が入った手すりがあって、子どもと見つけて楽しめます。

海浜公園に近づくと、ヤシの木が並んで、ちょっとリゾートっぽい雰囲気に。

夏は海水浴場になり、砂浜には青いビーチマットが敷かれます。須磨では「須磨ユニバーサルビーチプロジェクト」がビーチマットや水陸両用の車いすを用意していて、車いすの人も海まで行けるようになっています。
須磨海浜公園は子連れにうれしい
広い広場とお店

遊歩道を東に歩くと、須磨海浜公園に着きます。2024年6月に、新しい水族館「神戸須磨シーワールド」とホテルを含めて全面リニューアルオープンしました。

海沿いには広い広場があり、松林の中にはレストランやカフェなどのお店も並んでいます。

海沿いの広場には、カラフルな「BE KOBE」のモニュメントもあります。うしろに須磨の海と空が広がっていて、記念撮影にぴったりの場所です。

芝生広場と大きな遊具

松林に囲まれた芝生広場は、寝転んだり走り回ったりできる気持ちいい場所です。

大きなチューブすべり台のある遊具もあって、子どもたちが元気に遊んでいました。

松林の中にはバスケットコートも。散歩のついでに、子どもを思いきり遊ばせられます。
授乳室と、だれでも使えるトイレ

公園の「パークコンシェルジュ」がある建物には、須磨の歴史をかるたのように紹介する「須磨歴史ギャラリー」がありました。須磨の生き物や源氏物語のことなど、子どもと一緒に眺めながら須磨の歴史が分かります。

同じ建物には授乳室もあります。中はきれいで、ゆったり座れるいすもあり、安心して使えました。使いたいときは、パークコンシェルジュのスタッフに声をかける仕組みです。

「どなたでもご自由にご利用ください」と書かれた、広いトイレもあります。中がゆったりしていて、子連れにはありがたいです。
無料でスマスイの魚に会える「SUMA COLLECTION」

神戸須磨シーワールドの中には「SUMA COLLECTION」という展示があり、なんと無料で見られます。旧須磨海浜水族園(スマスイ)の歴史をふり返りながら、魚を見られる場所です。


ここでは、神戸市立須磨水族館と、その後の須磨海浜水族園にゆかりのある世界の淡水魚を展示しています。

館内のパネルによると、展示されている魚たちには、それぞれ歴史があります。
- ピラルク:1977年に搬入され、森の水槽やアマゾン館のシンボル的な存在に
- ロシアチョウザメ:1977年、森の水槽の完成に合わせてソビエト連邦から贈られた
- ロングノーズガー:1977年に世界初の水槽内繁殖に成功し、そのうちの1匹は長期飼育記録を更新
- パイユ:1987年に天津市から贈られ、1994年には国内初の人工授精による繁殖に成功
- オーストラリアハイギョ:1961年に神戸市の姉妹都市ブリスベン市から贈られた息子は水槽にはりついて、大きな魚に見入っていました。

アマゾンにすむ大きな古代魚・ピラルクも悠々と泳いでいて、迫力満点です。ピラルクやチョウザメ、ヘラチョウザメといった大きな古代魚がこれだけそろっていて、しかも無料。水族館に入らなくても、散歩のついでにふらっと立ち寄れるのがすごいところです。スマスイに通っていた人には、なつかしい気持ちになれる場所だと思います。

館内には大きな水槽がいくつも並んでいて、チョウザメやガーの仲間など、大きな古代魚たちを間近で見られます。

ガラスのすぐ近くを泳いでくるピラルクは、うろこの一枚一枚まで見えるほどの迫力。

長いくちばしのようなヘラチョウザメが、大きく口を開けて泳ぐ姿も見られました。


水槽は低い位置まで大きなガラスになっていて、ベビーカーに乗ったままの子どもでも見やすいのがうれしいところ。通路も広く、ベビーカーで回りやすい展示でした。

壁には、旧須磨海浜水族園の写真や年表、当時の模型も展示されていて、スマスイの歩みをふり返ることができます。

その前身の「須磨水族館」時代(1957〜1987年)の写真もあり、親子二代、三代で通った人にはなつかしい展示です。

1985年の特別展に合わせて作られた「ピラルクと背比べ」のパネルも残っていました。須磨水族館の時代から記念撮影スポットとして親しまれてきたものだそうで、子どもと並んで写真を撮るのもおすすめです。
夕方は明石海峡大橋に沈む夕日

夕方になると、空いっぱいに広がる雲がオレンジ色に染まりはじめます。ヤシの木と松林のシルエット、奥には鉢伏山。海浜公園の広場から眺める夕焼けも見ごたえがあります。

散歩の帰りは、また遊歩道を歩いて須磨駅へ。

夕方になると、西の空がオレンジ色に染まり、遠くに明石海峡大橋のシルエットが見えます。遊歩道のライトがともって、昼とはまた違うきれいさでした。
散歩コースのまとめ
- スタート:JR・山陽 須磨駅(駅を出るとすぐ海岸)
- コース:須磨海岸の遊歩道を東へ → 須磨海浜公園・神戸須磨シーワールド
- ベビーカー:遊歩道は広くて平らで歩きやすい。ただしJR須磨駅の南口から海岸への階段にはエレベーターがないので、ベビーカーは担ぐか、エレベーターのある出口から回る必要があります
- 休憩:須磨海浜公園のパークコンシェルジュの建物に、授乳室と広いトイレ
- 無料で楽しめる:神戸須磨シーワールドの「SUMA COLLECTION」で、大きな古代魚を無料で見られます
- 帰りに:須磨海浜公園からはJR須磨海浜公園駅も近いです
須磨駅のすぐ前には、海を見ながらハンバーガーを食べられる「グレイトフルズ」もあります。散歩の前後にどうぞ。

※2026年11月に、神戸市の公式ページや神戸須磨シーワールドの公式サイトなどで確認した内容です。海水浴場の期間や施設の内容は変わることがあるので、お出かけ前にご確認ください。
神戸須磨シーワールドなど、神戸のお出かけ先のチケットは、事前にネットで買っておくと当日スムーズです。
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こんな人におすすめ
- 子連れで、電車で気軽に行ける海を探している
- ベビーカーで歩きやすい散歩コースを知りたい
- 授乳室や遊具がある公園と、海をセットで楽しみたい
まとめ
須磨海岸は、再整備やルールづくりのおかげで、昔より清潔で落ち着いた雰囲気になりました。広い遊歩道はベビーカーでも歩きやすく、砂浜で子どもを遊ばせたり、空と海を眺めたりしながら、須磨海浜公園までのんびり散歩できます。
公園には授乳室や大きな遊具、スマスイゆかりの魚の展示もあって、子連れで1日楽しめます。夕方まで歩けば、明石海峡大橋に沈む夕日も。明石からも近いので、ぜひ散歩してみてください。



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