【ハワイ】ワイキキ水族館は3歳とのワンオペにちょうどいい|1時間で回れて大人12ドル、モンクシールと巨大ハタに大喜び

ハワイ旅行中、3歳の息子と2人きりで過ごす日がありました。ワンオペでどこへ行こうか考えて選んだのが、ワイキキの端、ダイヤモンドヘッドのふもとにある「ワイキキ水族館(Waikīkī Aquarium)」です。

この記事はこんな人向けです。

  • ハワイで、子どもと2人で過ごす時間の行き先を探している
  • ワイキキから近くて、半日もかからないお出かけ先がほしい
  • ハワイらしい海の生き物を子どもに見せたい

先に結論だけ言うと、広すぎず1時間ほどで回れて、料金も安い。ワンオペで子どもと過ごすのにちょうどいい水族館でした。ただ、館内の解説は英語なので、どんなハワイ独自の魚がいるかを日本語で少し予習しておくと、もっと楽しめます。この記事では、その予習用の情報も手厚めにまとめました。

巨大なハタとサメの水槽に張りつく息子
巨大なハタとサメの水槽に張りつく息子
目次

ワイキキ水族館ってどんなところ?

ヤシの木の下にあるワイキキ水族館の入口
ヤシの木の下にあるワイキキ水族館の入口

ワイキキ水族館は1904年に開館した、今も営業している公立の水族館としてはアメリカで2番目に古い水族館です。1919年からはハワイ大学の施設になっていて、研究機関としての顔も持っています。

ワイキキの中心からはカピオラニ公園を抜けた先で、私たちはUberで向かいました。入口の前にはヤシの木が並んでいて、着いた時点でもうハワイらしい雰囲気です。

訪れた2026年10月は改修工事の最中で、入口には「PROJECT UNDERWAY」の看板が出ていましたが、普通に営業していました。

料金は大人12ドル、3歳以下は無料

日本語も書かれた入場料の案内
日本語も書かれた入場料の案内

チケットは入口の受付で買います。料金表には日本語も書かれていて安心でした。

区分 料金
大人 12ドル
子ども(4〜12歳、大人同伴) 5ドル
子ども(3歳以下、大人同伴) 無料
シニア(65歳以上) 5ドル

3歳の息子は無料なので、私の12ドルだけ。ハワイの物価を考えると、かなり安く感じます。クレジットカード(JCBも可)やタッチ決済も使えました。

無料オーディオガイドの案内
無料オーディオガイドの案内

館内のWi-Fiにつなぐと、無料のオーディオガイドが使えます(くわしくは次の章で)。

行く前に予習しておくと楽しい、ハワイならではの生き物

ワイキキ水族館は1時間ほどで回れる小さな水族館です。それでも大きな魚もいれば、ハワイにしかいない魚もいて、ある程度しっかり楽しめます。ただ、水槽の解説はほぼ英語。何も知らずに行くと「きれいな魚がいるな」で通り過ぎてしまいがちなので、ここで予習しておきましょう。

そもそもハワイは「ここにしかいない魚」が多い

ハワイは大陸から遠く離れた島なので、独自に進化した生き物が多い場所です。研究によると、ハワイの浅いサンゴ礁にいる魚のうち、約2割はハワイにしかいない固有種とされています。水槽を見るときに「この魚はハワイにしかいないかも」と思いながら見ると、同じ魚でも見え方が変わります。

ハワイアンモンクシール(ハワイモンクアザラシ)

屋外にいるアザラシで、この水族館の主役です。ハワイにしかいない固有種で、絶滅危惧種。ハワイの海で、野生のモンクシールが浜辺で寝ていることもあり、地元では大切に見守られています。

フムフムヌクヌクアプアア(ハワイ州の魚)

和名はムラサメモンガラ。英語名は Reef triggerfish(Rectangular triggerfish)です。ハワイ語の長い名前は「豚のような鼻をもつ、縫い合わせたような魚」といった意味だとされています。ハワイ州の魚ですが、実はハワイ以外の海にも広く住んでいる魚です。ワイキキ水族館では31番の水槽にいました。

31番の水槽を泳ぐフムフムヌクヌクアプアア
31番の水槽を泳ぐフムフムヌクヌクアプアア
正面から見たフムフムヌクヌクアプアア
正面から見たフムフムヌクヌクアプアア

泳ぐのがとにかく速くて写真ではブレてしまったので、動画から切り出しました。青い照明の水槽なので色は分かりにくいですが、とがった口元、目の後ろから伸びる線、ひし形の体が目印です。実物は黄色や黒の模様が入った、もっとカラフルな魚です。

サドル・ラス(ハワイ語:ヒナレア・ラウウィリ)

ベラの仲間で、ハワイのサンゴ礁でいちばんよく見かける魚のひとつ。そしてハワイの固有種です。青緑の体に、首のあたりがオレンジ色の帯になっているのが目印です。

ブルーストライプ・バタフライフィッシュ

チョウチョウウオの仲間で、黄色い体に青い線が何本も入った魚です。水族館の公式サイトでもハワイの固有種として紹介されています。

ロングノーズ・バタフライフィッシュ(オオフエヤッコダイ)

口が笛のように細長く伸びた黄色い魚です。水族館の説明によると、ハワイの魚で初めて学名がつけられた魚だそうです。

ほかにも覚えておくと楽しい魚

ハワイでは、魚にハワイ語の名前がついています。水槽の解説や、おみやげのTシャツにもハワイ語の名前が書かれていました。

英語名 和名 ハワイ語名
Yellow Tang キイロハギ ラウイパラ(lauʻīpala)
Moorish Idol ツノダシ キヒキヒ(kihikihi)
Convict Tang シマハギ マニニ(manini)
Whitetip Reef Shark ネムリブカ マノ・ラーラ・ケア(manō lālā kea)
しま模様のシマハギ(マニニ)と、背びれの長いツノダシ(キヒキヒ)
しま模様のシマハギ(マニニ)と、背びれの長いツノダシ(キヒキヒ)

白黒のしま模様の魚がシマハギ(マニニ)、手前の背びれが長く伸びた魚がツノダシ(キヒキヒ)です。キイロハギは、この先のサンゴ礁の水槽で群れになって泳いでいた黄色い魚です。

英語の解説はオーディオガイドで補う

館内のWi-Fiにつなぐと、スマホで無料のオーディオガイドが使えます。案内には9言語に対応とあり、日本の国旗も並んでいました。気になる水槽の前では、オーディオガイドを聞いてみるのがおすすめです。

息子がいちばん喜んだのは、巨大なハタとサメの水槽

水槽の中を泳ぐ巨大なハタ
水槽の中を泳ぐ巨大なハタ

息子が張りついて離れなかったのが、大きなハタ(ジャイアントグルーパー)とサメが一緒に泳ぐ水槽です。ハタは息子の体よりずっと大きく、ガラスのすぐ前をゆっくり横切っていきます。

水槽にいる生き物の案内。ゼブラシャーク、ジャイアントグルーパー、ホワイトチップ・リーフシャーク
水槽にいる生き物の案内。ゼブラシャーク、ジャイアントグルーパー、ホワイトチップ・リーフシャーク

案内によると、この水槽にいるのはゼブラシャーク(トラフザメ)、ジャイアントグルーパー(タマカイ)、ホワイトチップ・リーフシャーク(ネムリブカ)。水槽の手すりが低めなので、3歳でも自分の目線で魚を見られます。釣り好きの私としては、こんなハタが釣れたら……と想像しながら一緒に眺めていました。

カラフルなサンゴ礁の水槽

39番のサンゴ礁の水槽
39番のサンゴ礁の水槽

館内の水槽には番号がついていて、ハワイの海を再現したサンゴ礁の水槽がいくつも並んでいます。

黄色いキイロハギが群れるサンゴ礁の水槽
黄色いキイロハギが群れるサンゴ礁の水槽

黄色いキイロハギや、チョウチョウウオの仲間がたくさん泳いでいて、いつまでも眺めていられる水槽です。

ハワイ州の魚「フムフムヌクヌクアプアア」は31番の水槽にいました。名前が長くて覚えにくいけれど、子どもと一緒に「フムフム……」と言いながら探すと盛り上がります。

タツノオトシゴとシードラゴンのコーナー

ゆらゆら泳ぐウィーディー・シードラゴン
ゆらゆら泳ぐウィーディー・シードラゴン

息子がもうひとつ夢中になったのが、タツノオトシゴやシードラゴンのコーナーです。海藻のような姿でゆらゆら泳ぐシードラゴンは、大人が見ても不思議な生き物でした。

ハロウィンの時期は水槽に骸骨が

骸骨の飾りにタツノオトシゴがしがみつく水槽
骸骨の飾りにタツノオトシゴがしがみつく水槽

私たちが行ったのは10月。いくつかの水槽に骸骨の飾りが置かれていて、タツノオトシゴが骸骨にしがみついていました。

サンゴ礁の水槽にも骸骨が。手前を泳ぐのはタテジマキンチャクダイ
サンゴ礁の水槽にも骸骨が。手前を泳ぐのはタテジマキンチャクダイ

サンゴ礁の水槽でも、骸骨が腰かけていて思わず笑ってしまいました。季節ごとの飾りつけも見どころです。

クラゲや、ハワイの人と海の展示も

円柱の水槽で光るミズクラゲ
円柱の水槽で光るミズクラゲ

暗い部屋には、ミズクラゲがふわふわ漂う円柱の水槽がありました。

昔のハワイの人が使った釣り針などの展示「Hawaiians and the Sea」
昔のハワイの人が使った釣り針などの展示「Hawaiians and the Sea」

「Hawaiians and the Sea」のコーナーでは、昔のハワイの人が使っていた魚を捕るかごや、木で作った大きなサメ用の釣り針が展示されていました。釣り好きとしては、ここも見逃せません。

屋外ではハワイアンモンクシールに会える

水面から顔を出すハワイアンモンクシール
水面から顔を出すハワイアンモンクシール

屋外のプールには、ハワイにしかいないアザラシ「ハワイアンモンクシール」がいます。水面からひょっこり顔を出してこちらを見てくれて、息子も大喜びでした。

モンクシール「ホアイロナ」の紹介看板
モンクシール「ホアイロナ」の紹介看板

看板によると、名前は「ホアイロナ(Hōʻailona)」で、意味は「海からのしるし」。2008年5月生まれのオスで、赤ちゃんのときに母親とはぐれて保護され、海には戻せないと判断されて水族館で暮らしているそうです。ハワイの固有種で、絶滅危惧種でもあります。

ワンオペでうれしかったポイント

広すぎず、1時間ほどで回れる

館内はコンパクトで、ぐるっと回って1時間くらいでした。子どもと2人だと、大きな水族館は途中で疲れてしまいがちです。このくらいの広さだと、子どもの集中力が切れる前に見終わります。

屋外にベンチがあって休める

屋根の下のベンチと、その先に見える海とヤシの木
屋根の下のベンチと、その先に見える海とヤシの木

屋内の展示を見終わると、屋根の下にベンチがあり、その先には海とヤシの木が見えます。ひと休みしながら次の行き先を考えられるのも、ワンオペにはありがたかったです。

料金が安い

大人12ドルで、3歳以下は無料。気軽に入れるので、「ちょっと時間が空いた」というときにも寄りやすいです。

ギフトショップも楽しい

ハロウィンの飾りつけがされたギフトショップの入口
ハロウィンの飾りつけがされたギフトショップの入口

敷地内にはギフトショップがあり、モンクシールのぬいぐるみやTシャツ、マグカップなどが並んでいました。小さなお店なので、ベビーカーは入口の外に置くよう案内がありました。

ハワイの魚が描かれたTシャツ
ハワイの魚が描かれたTシャツ

ハワイの魚がずらっと描かれた「THE FISH OF HAWAII」のTシャツは24.95ドル。魚の名前とハワイ語の名前が一緒に載っていて、眺めているだけで飽きないデザインでした。今回は見るだけにしましたが、釣り好きにはたまりません。

基本情報

  • 施設名:ワイキキ水族館(Waikīkī Aquarium)
  • 住所:2777 Kalakaua Ave, Honolulu, HI 96815
  • 営業時間:毎日9:00〜16:30(施設は17:00まで)
  • 休館日:ホノルルマラソン当日、クリスマスなど
  • 料金:大人12ドル、4〜12歳5ドル、3歳以下無料(子どもは大人同伴)
  • アクセス:ワイキキビーチから徒歩圏内。TheBus 14・19・20・22番、ワイキキトロリー(グリーンライン)
  • 駐車場:カラカウア通りのメーター駐車場。入口前に来館者用の無料スペースがわずかにあり
  • 館内は飲食禁止
  • 公式サイト:Waikīkī Aquarium

※営業時間と料金は、2026年10月21日に公式サイトと現地の料金表で確認しました。改修工事中のため、展示が変わることがあります。

こんな人におすすめ

  • ハワイで、子どもと2人で過ごす時間がある
  • ワイキキから近場で、1時間ほどで楽しめる場所を探している
  • 小さな子どもに、ハワイの海の生き物を見せたい
  • 釣りや魚が好き

まとめ

ワイキキ水族館は、1時間以内で回れる小さな水族館で、大きな水族館のような派手さはありません。それでも、巨大なハタとサメの水槽、ハワイ固有のモンクシール、ハロウィン仕様の水槽まで、3歳の息子は最後まで楽しそうでした。

広すぎず、料金も安く、休める場所もある。解説は英語ですが、ハワイならではの魚を少し予習してから行けば、大人ももう一段楽しめます。子どもとワンオペで過ごす日の行き先として、とても使いやすい場所でした。

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