男性育休を取る前に夫婦で話し合うべき大事な3つのこと

こんにちは、育休8ヶ月取得している酒本です。

男性育休を取る予定だが「産まれる前に夫婦ですり合わせをした方がいいことあるかな。」と思ったことはありませんか?

今回の記事では私が第一子の男性育休を取得した時に夫婦で話し合ったことをご紹介します。

こんな方におすすめ

  • 第一子で男性育休を取得予定の夫婦
  • 育休取得予定だが特に詳しいことは話し合っていない夫婦
  • 育児負担はなるべく分担したい夫婦
目次

里帰りすべきかどうか

まず最初に話し合うべきかは里帰りするかどうかです。

「えっそこは話し合うこと?里帰りするのが当然では?」

そう思った方も多いのではないでしょうか。

ちなみに私達は今後のことを考えて、あえて里帰りをしませんでした

「なんで?産後の妻のことを考えると里帰りのほうがいいのでは?」

と思った方もいるかもしれません。

私達の理由は夫婦での育児スキルに差をつけたくなかったからです。

初めてのオムツ替え、初めての寝かしつけ、初めてのお風呂を一緒に経験したほうがよいと思いました。

それは思い出を作りたいとかそういう意味ではなく、二人で一緒に育児のやり方の正解を決めたかったからです。

里帰りで妻だけが先に経験してしまうと、例えば夫がオムツ替えをやろうとすると

「あ~。そうじゃない。これだとおしっこ漏れちゃう。あーもう私やるわ。」

という展開が想像できます。

そうなると、主が妻でサブが夫という関係になってしまいます。

夫側もテンションだだ下がりです。

里帰りがなければ一緒に失敗して試行錯誤できるので、お互い気持ちよく育児ができるかなと考えました。

実は研究でも里帰り出産を選択した夫婦は関係が悪化する傾向があるという結果がでています。

興味ある方は下記記事をご参考ください。23年5月の研究です。画像が出てませんが、クリックするとリンク先に飛べます。

と書きましたが、もちろん里帰りしてうまくやっている夫婦もいるので鵜呑みにせず、夫婦で話し合って納得感ある選択をするのが一番大事かと思います。

ちなみに里帰りする時は、旦那も一緒に嫁の実家に泊まって、全て一緒におこなう、もいいかもしれませんね。
私の周りではこのパターンでいい感じな夫婦も結構いました。

「里帰りしないと産後の妻の体のケアはどうするの?」

と思われた方もいるかと思います。

私達は3週目ぐらいに自治体がやっている産後ケア事業を活用しました。

2泊3日で妻と赤ちゃんが宿泊、赤ちゃんのお世話はスタッフにお願いできるので睡眠と栄養をしっかり摂れます

とにかくこの期間は夫婦それぞれがゆっくり睡眠時間を確保できるのが本当に助かりました。

ご飯もこんな感じでかなり美味しそうでした!

各自治体が支援されていると思うので、ぜひ調べてみてください。

ちなみに明石市だとこちらです。

完全母乳か混合か完全ミルクか

続いて母乳かミルクかです。

産まれる前の私は特に何も考えておらず

「最初は母乳で効率考えてミルクも途中からやる感じなんかな?まぁ産まれてから考えよう。」

ぐらいの考えでした。

が、出産前に最近産んだ友達の話を聞いて私達は完全ミルクを選択しました。

このときの友達には本当に感謝しています。

病院に方針を伝えて、出産後初日のみ初乳をやり、2日後から完全ミルクに切り替えました

大きな理由は産後でダメージが大きい妻に負担を偏らせないためです。

母乳・混合・ミルクのそれぞれのメリット・デメリットはネットに情報があるので調べてみてください。

ここでは完全ミルクのメリットを紹介したいと思います。

赤ちゃんの育児で一番大変なのは夜中の対応だと思います。

お昼のギャン泣きは可愛いのですが、夜中に自分が寝ているときのギャン泣き対応は本当に心が折れます。。

新生児は3時間に1回は母乳かミルクをやる必要があります。

飲み終えるのに30分かかるとして、おむつ替えや寝かしつけなどをしていると、実質次のミルク時間までに寝れる時間は1.2時間ほど。

母乳だとその対応がどうしても妻側に偏ります。

ミルクだと二人で対応できるので、シフトを組んで対応しない方はまとめて睡眠を取ることができます

実際に産まれてから完全ミルクにしてよかったと思えることが他にもたくさんありました。

例えば、お昼の時間もお互い完全フリー時間を作ることができるようになりました。

妻が外出していてもミルクだと私一人で対応できるので、お互いリフレッシュできてとても良かったです。

どれだけ仲が良い夫婦でも24時間365日ずっと一緒だと喧嘩が増えてしまいますしね。

私達はお互いのフリー時間によくサウナで整ってリフレッシュしていました。

それ以外にも乳腺炎や裂傷など母乳にまつわるトラブルがゼロなのも助かりました。

産後のダメージ回復に集中できます。

またミルクだと母乳がでないことによる自己肯定感が下がるようなこともありません。

何よりどれぐらい飲んだかが明確にわかるので不安が大きくなることもなく過ごせました。

また母乳で足りなかった分をミルクで補充する、という2つの作業工程が発生しないのも完全ミルクは負担が減っていいなと思いました。

もちろんこちらも里帰り同様、考え方は夫婦でそれぞれです。

なんとなくミルク、病院に勧められたから母乳、ではなく、夫婦でしっかりと調べて話し合って選択するのが大事かと思います。

育休取得期間

育休取得についてはこの記事を読んでいる方はもう話し合っているかもしれませんが、念のため。

こちらについては以前、下記の記事を書いたのでご参考ください。

時間がない方向けにざっくりまとめると

・母体と赤ちゃんを考えると最低でも3ヶ月

お金の面では6ヶ月はいけそう、頑張れば1年も

今後の夫婦仲を考えると、第一子はがっつりコミットしたほうがよい

日本の男性向け育休制度は世界で一番優れている

という感じです。

以上が男性育休を取る前に話し合うべき大事な3つのことでした。

では、素晴らしい育休ライフをお過ごしあれ!

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