魚の棚商店街に、新しい明石焼きのお店「蛸匠(たこしょう)」ができました。たこ磯さんの隣です。お昼に、妻と3歳の息子と家族3人で行ってきました。
この記事はこんな人向けです。
- 魚の棚で、子連れでも入りやすい明石焼きのお店を探している
- 定番だけじゃない、ちょっと変わった明石焼きを食べてみたい
- 明石に親や友達が来たときの、案内先を増やしたい
先に結論だけ言うと、蛸匠はタコ好きなら一度は行ってほしいお店です。イイダコがまるごと乗った明石焼きは、見た目も味も驚きの一品でした。
魚の棚の中にできた、木の香りがする新店

お店は魚の棚商店街のアーケードの中にあります。「明石焼」と書かれた大きな提灯と、木の看板が目印です。私たちが行ったときは、開店祝いの胡蝶蘭がずらりと並んでいました。

店先のガラス越しに、明石焼きを焼いているところが見えます。焼き台に並んだ生地がふくらんでいく様子は、見ているだけでも楽しいです。
手がけているのは、明石のタコ加工の老舗「金楠水産(かねくすすいさん)」の方たちです。Makuake のページによると、金楠水産は大正10年創業で今年幕を下ろし、そのタコの技術を残すために始めたのがこの蛸匠とのこと。「105年タコと向き合ってきた僕たちが、タコを楽しむためにつくる店」と紹介されていました。
店内は新しくて、木をふんだんに使った明るい雰囲気です。清潔感があって、通路もゆったりしています。ベビーカーのまま入れるくらいの広さなので、小さい子連れでも気後れせずに入れました。
イイダコがまるごと乗った明石焼きが衝撃

今回いちばん驚いたのが、飯蛸(イイダコ)の明石焼きです。ふわふわの玉子生地から、イイダコの足がにょきっと飛び出しています。運ばれてきたときの見た目は、なかなか強烈です。
イイダコはやわらかく、噛むとタコの旨みがしっかり出てきます。釣りと魚が好きな私としては、タコそのものの味で勝負している感じがたまりませんでした。

もうひとつ頼んだのが「究極の明石焼き」。こちらも中にタコが入った、ふっくらした明石焼きです。だしにつけて食べると、やさしい玉子の味とタコの旨みが広がります。

明石焼きは木の板に並べて出てきます。今回は家族3人で、テーブルに並んだ明石焼きをみんなでつまみました。
トッピングで味変できる

テーブルには、木のフタがついた器が2つ置いてあります。

中身は鰹節の粉と青のりで、好きなだけかけて味を変えられます。最初はだしだけで、途中から鰹節や青のりを足すと、同じ明石焼きでも印象がかなり変わりました。たくさん食べても飽きないのがうれしいところです。

生姜の風味がうれしいタコ飯

明石焼きと一緒に頼んだのがタコ飯です。タコの旨みがしみたご飯に生姜が入っていて、この生姜の風味がいいアクセントになっていました。明石焼きだけだと少し物足りない人や、子どもにしっかりお腹を満たしてほしいときにもぴったりです。
夜に再訪。一品料理もおいしく、子連れでも楽しめる
お昼に「夜も良さそう」と思っていたので、後日、夜にも家族で行ってきました。店内にはジャズが流れていて、昼とはまた違うおしゃれな雰囲気です。夜は明石焼きに加えて、お酒に合う一品料理がそろっています。

カニクリームコロッケ(660円)は、タルタルソースと小エビがたっぷりかかったボリュームのある一皿。見た目からして食欲をそそります。

雲仙ハムカツ(750円)は、驚くほど分厚いハムを揚げたもの。粒マスタードが添えられていて、お酒のおつまみにぴったりです。

ポルチーニ香る鰹節ポテト(660円)は、フライドポテトの上に鰹節が山盛り。

ポテトサラダ(660円)は、上にカレー味のたくあんがのった変わり種です。カリカリの食感とカレーの香りがアクセントになっていました。

骨付き鳥の旨味出汁煮(980円)は、骨付きのもも肉が丸ごと出てきます。表面には香ばしい焼き目がついていて、食べごたえ十分です。
〆はタコと青さ海苔バターの土鍋ご飯

〆に頼んだのが、タコと青さ海苔バターの土鍋ご飯(1,650円)。土鍋のフタを開けると、たっぷりのねぎの上に青さ海苔とバターがのっています。

これを混ぜると、バターと青さの香りがふわっと立ちのぼります。この香りが最高でした。ご飯の中にはタコもごろごろ入っていて、最後まで「タコの店」らしさを感じる〆でした。青さ海苔が入っているのもよくて、緑色の食べ物が苦手な息子が、この土鍋ご飯はパクパク食べていました。
子どもが食べられるメニューが多い
夜に行ってみて感じたのは、子どもが食べられるメニューが多いことです。
- 明石焼きは、少し冷ませば子どもでも食べやすい
- フライドポテトは鰹節がのっているので、親としても罪悪感が少し減る
- ポテトサラダは、上のカレー味のたくあんをよければ食べられる
実はうちの息子は野菜が苦手で、緑色のものが入っていると食べないタイプです。そんな息子が、この日はいろいろなメニューをモリモリ食べていました。お酒が飲める雰囲気でも、子連れで気兼ねなく行けるのは助かります。
メニューと価格(夜)

夜に見たメニューから、明石焼きと主なものを抜き出しました(すべて税込)。
- 蛸匠の明石焼:850円
- ねぎ明石焼:950円
- 釜揚げ桜海老明石焼き:1,000円
- 飯蛸明石焼き(ハーフ&ハーフ):1,300円
- 究極の明石焼:1,500円(国産の真蛸を使用)
- 飯蛸明石焼き(10個):1,650円
- 蛸匠のタコ土鍋ご飯:1,300円
- タコと青さ海苔バターの土鍋ご飯:1,650円
- ぼっかけ焼きそば:1,400円

ドリンクは、生ビール(プレミアムモルツ)660円、ハイボール550円〜、サワーや焼酎が550円、日本酒はグラス(140ml)で780〜880円、ソフトドリンクは440円でした。
魚の棚商店街はアーケードがあるので、雨の日でも濡れずに行けます。明石駅からも歩いてすぐなので、子連れでもアクセスしやすいです。
基本情報
- 店名:明石焼き 蛸匠(たこしょう)明石店
- 場所:魚の棚商店街の中(たこ磯の隣)
- 住所:兵庫県明石市本町1-1-10
- アクセス:JR・山陽電車「明石駅」から徒歩5分ほど
※住所とアクセスは、2026年10月12日に Makuakeのプロジェクトページ で確認したものです(オープン前の告知の内容です)。メニューの価格は夜に訪れたときの店内メニューのものです。営業時間や定休日は確認できなかったので、お出かけ前にお店の最新情報をご確認ください。
こんな人におすすめ
- タコや明石焼きが好き
- 子連れで、魚の棚でゆっくり食事できるお店を探している
- 明石に来た家族や友達を、ちょっと驚かせたい
- 野菜嫌いな子とも、気軽に夜ごはんに行けるお店を探している
まとめ
蛸匠は、金楠水産のタコの技術を受け継いで始まった明石焼きのお店です。イイダコがまるごと乗った明石焼きは見た目で驚かせてくれるうえに、味もタコの旨みがしっかり感じられました。店内は広くてきれいで、夜は一品料理や土鍋ご飯も楽しめます。子どもが食べられるメニューも多いので、昼でも夜でも子連れで行けるお店です。
親や友達が明石に来たときにも、ぜひ案内したいお店がまたひとつ増えました。



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